2015年2月27日金曜日

ピンクシャツディ~いじめのない世界をつくろう~

川崎YMCA・『PINK SHIRT DAY』のご報告

 2月25日(水)は『PINK SHIRT DAY』ということで、川崎YMCAではリーダー(指導者)、スタッフ、会員の方々、子どもたちにも声を掛けピンクのTシャツで染まりました。子ども達のクラスではいじめについて考える時間を設けました。そして入口の近くには、大きな白いTシャツの絵を飾り「みんなの思いでピンクに染めよう!」という取り組みを行いました。「いじめのない世界」をテーマにメッセージを書いたピンクの付箋を貼り付け、白いTシャツの絵はピンクのTシャツの絵と変わりました。
そこには皆さんの思いや投げかけたい言葉が沢山込められていました。この言葉、気持ちがいじめのない世界に繋がることを願います。

(川崎YMCA 木皿みか)

2015年2月7日土曜日

もちつき&豆まき 登戸の町ピカピカ大作戦!

川崎YMCA・もちつき&豆まき 登戸の町ピカピカ大作戦のご報告

 2月1日(日)川崎YMCAで「もちつき&豆まき 登戸の町ピカピカ大作戦」を行いました。このイベントでは、自分たちの足で町を歩き、自分たちの手でごみを拾うことで、もっと町を好きになり、大切に思ってほしいという願いを込めて行っています。その中でごみの分別方法も知る機会とし、さまざまな世代が交流を持とうという目的で行われています。6グループに分かれて、ゼッケンつけて、軍手をつけて、トングにゴミ袋を用意し、気合いをいれてYMCAを出発しました。
 幼児チームはYMCAの回り、最寄駅付近を歩きながらごみを沢山拾いました。「あ!こんなにあったよ!」「タバコがいっぱい落ちているね」など気づくことも沢山ありながら、途中は雪が少しのこっていてちょっと寄り道をしたりなど、飽きる様子もなく楽しくゴミ拾いをしていました。帰り道では「ここさっき通ったのにまたゴミ落ちてる」と少し残念そうな顔をした子どもたちもいました。「ゴミが0になるのは時間がかかっちゃうかもしれないけど、こうやって少しずつゴミを拾うとどんどんキレイになっていくんだよ」と伝えるとしっかり受け止めて笑顔でまたゴミを拾ってくれました。
小学生チームは多摩川のふもとまで行きました。壊れた傘、壊れたコーン、壊れた扇風機など大きなゴミから小さなゴミまで、ゴミ袋4つ分のゴミを担いで帰って来ました。「自転車も落ちてたけど拾えなかった」「まだ拾いきれてないからもう一回いきたい!」など行く前より町をきれいにしたいという一層気持ちが大きくなっている様子で嬉しく思いました。全部でごみ袋15個分程のゴミを拾いました。このみんなの気持ちが届くといいなと思います。
YMCAに戻ってからはもちつきと豆まきをしました。おもちつきでは合計6回おもちをつき、もちつきをしたことがないお友だちも去年体験したお友だちも声を掛け合ってとってもにぎやかな餅つきとなりました。できあがったおもちは、きなこ・醤油砂糖・ふりかけ・チョコ・のり・あんこ・チーズなど、王道の物からちょっと変わり種までいろんなものをつけて「チーズとあんこつけてのり巻くとおいしいよー!」など少し不思議な声も飛び交いながら普段違うクラスのお友だちや、年代がまったく違うお友だちと進んで交流をもって笑顔が溢れていました。
お友だちにおもちを分けてあげたりする子どもたちの【思いやり】の場面もあちこちで見られました。自然と思いやりを持って行動する子どもたちを見てとても嬉しくおもいました。おもちでお腹いっぱいになったところで、子どもたちの所に赤鬼と青鬼が来ました。「このままだと川崎YMCAがやられちゃうやっつけろー!」「鬼は外!福は内―!」という声とともにたくさん豆をなげました。みんながYMCAの福を願って豆もまいてくれたおかげで「やっぱりYMCAの子どもたちは強い。降参じゃー!」と鬼を退けることができました。鬼をみて泣いていた子も笑っていた子も「これでYMCAは大丈夫!」と守ってくれました。

今回のイベントでは保護者の方、子どもたち、リーダー(指導者)、スタッフ含め、総勢75名の方々が参加してくれました。毎年多くの方々が参加してくださり嬉しく思います。地域清掃だけ参加しに来てくれたお友だちもいました。皆様のおかげで登戸の町は少しずつきれいになっています。この皆様の思いが世界中に届きますように。

(川崎YMCA 木皿みか)