2015年3月25日水曜日

ダンス発表会で笑顔いっぱい

川崎YMCA・第4回横浜YMCAダンス発表会のご報告

 2015年3月15日(日)桐蔭横浜大学にて第4回横浜YMCAダンス発表会が行われました。
 今年で震災から4年が経ちますが、まだまだ元の生活に戻れていない方々が沢山います。この横浜YMCAダンス発表会は、東日本大震災復興プロジェクトとして、参加者から頂いた参加費は東日本大震災復興支援募金として被災地へ届けると共に、被災地の方々にダンスを通じて元気を届けよう!というテーマで行っています。毎年多くの方々がご参加頂いておりますが、今年も約100名の方が集まり大いに盛り上がりました!
 参加した子どもたちは、いつもと違う大きな会場と大勢の観客の前で緊張している様子も見受けられましたが、いざ踊り始めるとキラキラの笑顔で元気いっぱいのダンスを見せてくれました!どのチームも見ている人に自然と笑顔が溢れてくるパワーいっぱいの発表で、会場は笑顔と拍手であふれていました。踊り終わった子どもたちからは、「楽しかった!」「もう一回踊りたい!」という声がたくさん飛び交っていました!練習の時にはあまり感じることの出来ない「魅せる楽しさ」「見ている人を笑顔にする」というチアスピリットをこの発表を通じてみんなが感じてもらえたようです。

 そして今年はまた一つ新たなテーマも加わりました。「ピンクシャツディ~いじめのない世界をつくろう~」というテーマです。ピンクシャツディとは2007年カナダの二人の学生から瞬く間に世界に広がった世界的いじめ反対運動です。 ピンクのシャツを着て登校した少年が「ゲイ」だといじめられ、それを見た二人の学生がピンクのシャツを友人・知人に配り翌日登校しました。学校では、呼び掛けに賛同した多数の生徒がピンクのTシャツを着て登校し学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなりました。そのエピソードが世界中に広まり現在では70ヵ国以上の国で活動が行われています。
 この取組として、発表会の最後にはみんなでピンクのTシャツを着て、いじめのない世界を願って笑顔で踊り、メッセージを届けました。
 毎年快く会場提供をしてくださる桐蔭横浜大学の方々、スタッフ、リーダー、子どもたち、保護者の方々みなさんのお力添えにより、このダンス発表会が実施できています。
 皆様のご協力に感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。

 世界中の力を合わせて復興!いじめのない世界平和なをつくろう!
 どうかこの思いが届きますように。

(川崎YMCA 木皿みか)